持久力を決めるのはなにか?

2021年5月19日

持久力。

ボクシングや他の競技でもいえるが、どれだけ長く動き続けられるか?という能力。

よく「体力がないんだから走れ!」そんな声が聞こえます。

はたして体力(持久力)というものは、そんなに単純なものなのでしょうか?

肉体面

まずは肉体的な面で考えただけでも

最大酸素摂取量、LT値、AT値の向上、つまりは有酸素能力の向上、これよりも高い強度での酸素借の向上

エネルギー供給系

ATP-CP系、解糖系、有酸素系

それをしっかり回すためにも栄養摂取

どのような栄養摂取をすることでうまくエネルギー供給系が回るのか。

暑熱環境なのか?水分摂取はどうか?

肉体面だけで考えても様々な要因がある。

精神(脳)面

さらにはまず肉体が問題なのか?

肉体は限界を迎えると死ぬことになる。

そうさせないために脳が制御をかけることで守られている。

いわゆる精神力が強い人というのが、この制御をゆるめてより限界に近づける人なのではないか?

追い込んでいるときの、あの筋肉が焼け付くような痛みに耐えられる、苦しさに耐えられる。

自分の限界はこんなもんじゃないと脳からの警告を無視して動き続けられる、そういった人も持久力があると言うことではないかと思います。

逆に制御がかかりすぎるということで早くから疲れ始めるということもあるかと。

体力(持久力)がない=走らなきゃ!

と思い思考を止めてしまうのは実にもったいない。

自分は何が足りないのか?この多くの要因を知り、考えていくことが大事なのではないかと思いました。

ある本を読んでインプットした後にばーっと書きなぐってみました

かなりオススメな本なので気になる方は読んでみてください。

限界は何が決めるのか? 持久系アスリートのための耐久力(エンデュアランス)の科学

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