自己紹介

2021年5月10日

略歴

第48代東洋太平洋バンタム級チャンピオン
現バンタム級世界ランカー

21戦15勝(13KO)6敗
一力ボクシングジム所属

1993年1月10日(28歳)
墨田区出身


はじめまして。僕は18歳の頃からプロボクサーをしています。

ただ戦歴を見ても分かる通りかなり負けがついていて、そのほとんどがキャリア序盤のものです。

一度は3勝4敗と負け越したほどですが、そこから這い上がり東洋王者にまでなりました。

才能のなかった自分がどのようにして強くなったのかなど発信をしていけたらと思っています。

生い立ち

東京にて生まれ育ち、物心ついた頃には東京都墨田区に住んでいました。

幼少期はとても小さく細身で、両親に聞くとしょっちゅう風邪を引く体の弱い男の子だったようです。

スポーツを始めたのは小学2年生の時で、幼なじみがやっていた野球を見学に行き始めました。

野球を始めてからは体が強くなったようで風邪を引きづらくなり、仲間にも恵まれとても楽しい学校生活だったと記憶しています。

現在ボクシングでチャンピオンになれたので、野球でも活躍していたのか?というとそうではなく

中学3年までやっていましたが、ほとんどの期間補欠。つまりレギュラーにすらなれませんでした。

小学校時代はそれでは悔しく、父の仕事の休み時間に練習させてもらったり、野球経験がある後輩の父親に朝練に連れて行ってもらったりと努力はしていましたが、中学時代になると諦めてそれすらしなくなるようになります。

ボクシングとの出会い

ボクシングに出会ったのはそんな野球に諦めた中学時代の3年時に、野球の試合で近くの球場に向かっている時でした。

野球を諦めた自分には、レギュラー争いをすることもなく他人に迷惑をかけるわけでもない個人競技であるボクシングが気楽に見えたのかもしれません。

しかしこの時はプロボクサーになろうとは全く考えておらず、その中学時代に見かけた近所の一力ジムに体験に行きました。

ジムでは入会をしてもらうためか何度も褒めてもらい無事入会(笑)

その後ボクシングにハマり高校3年時の卒業間近にプロライセンスを取得します。

負け越しからチャンピオンへ

高校を卒業した2011年4月にプロデビュー戦

当時はまだ今より線が細く、50㎏契約やライトフライ級で試合をしていました。

出だしこそ2戦2勝2KOと良かったものの、その後は勝ち負けを繰り返し2014年1R52秒でKO負けをした時には3勝4敗と負け越しになってしまいました。

負け越したら辞めようと思っていたボクシングでしたが、実際にそうなってもやめられませんでした。

なにか変えなければと当時コンビニアルバイトしていたのを、日常からもっとボクシングに関係あるものに変えようとスポーツクラブに変えました。

階級もここまでフライ級でやっていたのをバンタム級に変えました。

それはフライ級でやっていた際に減量がきつく、減量が始まると長い時間動けずいい練習ができていないと感じたためです。

この頃から独学で勉強することも始めました。

そこから勝ち始めるようになり、3年後に日本・東洋ランキング入り。

翌年の12月に東洋太平洋バンタム級のタイトルマッチに勝利し、東洋太平洋バンタム級のチャンピオンになることができました。

終わりに

このように他のチャンピオンに比べて負けが多く、タイトル獲得はできたもののプロデビューからかなりの時間がかかってしまいました。

だからこそ同じような境遇の選手に伝えられる部分もあると思っています。

自分が勝ち始められたのは階級を変えたからという部分もあると思いますが、ボクシングに関する知識をつけ始めたことが大きいと思っています。

このブログでトレーニング・栄養に関する知識を共有できたらと思っていますので是非今後も覗いてもらえると嬉しいです。

Posted by keita