クロスエデュケーション
4回戦時代最後の試合で右手首を骨折しました。
それを気づいたのはその次の試合終わりで、気づいた時には骨がくっつかない偽関節という状態になっていました。
なので今だに僕の右手首にはボルトが入っているわけなんですが、なかなかこの怪我での固定期間が長く8ヶ月もギプス固定をしていました。(4ヶ月程度で一度ギプス外れましたがボルトがズレていたため再手術)
正直不安もかなりありました。
右手が全く使えないのでどんどん腕は細くなっていき、夢で右半身だけガリガリになった自分を見るという恐ろしい夢も見ました。
そんな時に職場の先輩から、「左側を鍛えておけば右側の筋力低下を少しは抑えられるよ」と。
″交叉性トレーニング″って名前だよと言われて即メモしたことを覚えています。
最近読んだ本でも″クロスエデュケーション″という名前で出てきてこの2つは同じ意味合いだそうです。
内容としては他にも、片側で動作を行っているものの神経活動に慣れてくると反対側でもその動作が上手くなったり、片側での筋トレを行うと反対側の同じ動作の筋力発揮が10%程向上する。というものでした。
前者の効果の分かりやすいイメージで言うと、普段箸を使わない外人さんが箸を使うよりも、普段から箸を使っている日本人が反対の手で箸を使う方が上手いって感じかな?
理論上はこうなるはず。
なのでボクシングでも、右側だとこの動作だいぶ感覚掴んできたんだけど左側だとなかなか出来ないんだよね〜……
なんてものがあれば右でその動作を繰り返し練習して感覚を掴んでおけば、左でもやりやすくなるかもしれませんね。
あとは、どちらか怪我したからといって何もしないよりは反対側だけでもトレーニングしておいた方がいいのかなと思います。
もちろん、内容によるのでお医者さんの話はちゃんと聞きましょう。。
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